No.10 チームのことだけ、考えた。
"組織"とはなにか?
なんのための"組織"なのか?
手掛ける領域の幅が広くなれば、だれしも"組織"について考えると思います。
その時はこちらの本↴
「チームのことだけ、考えた。」
内容については、サイボウズの創業時から現在に至るまでの酸いも甘いも綴ったサクセスストーリーが描かれています。
鍵をかけてもドアを蹴れば開くような雑居ビルのオフィスからはじまり、作中に登場する派遣社員の上田さんに助けられ、後にサービスが爆発的にヒットし、主に人事についてトライ&エラーを繰り返しながら、ひとつの指針にたどり着いたわけですが、その指針にたどり着いたキッカケが非常に興味深く。
長く働く社員がたくさんいてこそノウハウがたまり、よりよい活動につなげられる。
これで、我々がどのような組織を目指すのかが決まった。
- より多くの人(多くの社員と多様性)
- より成長(スキルの向上)
- より長く働く(長期雇用)
これを決めた当初、経営メンバーはよい言葉を選ぶことができたと考えた。
ー中略ー7年間の歳月の間に、シンプルに言うと、「多様性」以外の言葉を切り捨ててしまった。
捉え方はさまざまですが、結論が妙にスッと自分の中に入り込んできて、今まで悩んでいたことが浄化されたような気分になりました。
私が経営している制作会社も「多様性」を意識しています。
もちろんサイボウズとは立場や状況は違いますが、組織×多様性をコンセプトとした会社づくりを行っていきたいと思います。
P.S.
かなり久しぶりのブログ投稿なので、若干の着地点のズレなどあるかと思いますが、とにかくこの本は組織について参考になる本です!
是非ともご一読ください♪
チームのことだけ、考えた。――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか
- 作者: 青野慶久,疋田千里
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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